「整理・整頓・清掃・清潔・躾(しつけ)」の頭文字5つは、合わせて「5S」と 呼ばれています。
これは現場作業に関わらず、すべての仕事において基本的かつ重要なことだと考えています。
なかでも、整理と整頓はとても大事で、この2つさえ出来ていれば、『清掃』『清潔』はほとんどいらないくらいになるかと思います。
『躾』に関しても、この『整理』『整頓』を通じて根本を学べる事が多くあります。
なぜ大事なのかを新人に考えてもらうだけでも、立派な指導ができます。
道具を使い、置きっぱなしにしていて、足をひっかけて怪我をする。
といった一連の流れはどこに起因しているのかを考えてもらい、説明し納得してもらえれば、以降の整理整頓のみならず、現場での安全や作業の効率といった事まで学んでもらえると考えています。
ただ整理整頓を遂行するだけでなく、高い意識によって論理的に物事を考えてもらうことで、若手の成長にも大きく影響いたします。
後片付けは、次の日の仕事を気持ちよく始めることができます。結果気持ちにもゆとりが生まれます。
気持ちに余裕ができれば、作業で焦ることも少なくなり、効率よく、なおかつ安全な作業を継続できます。
わたし達はこのような意識で仕事にも現場環境にも取り組んでいます。